パソコンスキル

パスワードが入力できない!文字設定のロックの原因と解除方法を詳しく解説!

yuko
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パソコンで作業をしていて、パスワードを入力しようとしても正しく入力できない! 

そんな経験をしたことはありませんか?

  • パスワードを入力したのにできない!
  • すぐにパスワードを解除したい!
  • どうしてパスワードが入力できないの?

パスワードは正しいはずなのにロックが解除されず、作業が止まってしまうと誰でも焦ってしまいますよね。

この記事では、知らず知らずのうちにやってしまっている文字設定のロックが原因でパスワードが入力できないケースについて、その原因と解除方法を詳しく解説します。

これであなたの作業効率アップも間違いなし!

パスワードが入力できない原因

パスワードが入力できない原因として、システムのエラーやキーボードの故障が考えられますが実はそれだけではありません。

パソコンでは文字を入力している時に、決まったキーを押すことでキーにロックを掛けることができます。

  • キャプスロック(Caps Lock
  • ナムロック(Num Lock

このロックが原因で思ったように入力できなくなることがあります。

 その「 キャプスロック(Caps Lock)」や「ナムロック(Num Lock)」とがどんな機能なのか確認してみましょう。

キャップスロック(Caps Lock)

キャプスロック(Caps Lock)はアルファベットをすべて大文字で入力するための機能です。

 通常時はShiftキーを押しながら入力すると大文字になりますが、キャプスロックが有効な場合はShiftキーを押していなくても大文字で入力されます。

例えば

パスワードが「Password123」の場合

キャプスロックが有効になると「PASSWORD123」と入力されます。

 この場合、大文字と小文字を区別するパスワードではエラーになってしまいます。

キャプスロックは、表題など大文字が続く場合に設定すると便利です。

ナムロック(Num Lock)

ナムロック(Num Lock)はテンキーを有効にするための機能です。

ナンバーロックと覚えるとわかりやすいですね!

テンキーが「個別キー」と兼用なっている場合があり、ナムロックが無効になると数字ではなく文字が入力されたりカーソル操作が行われます。

例えば

パスワードが「1234」の場合

ナムロックが無効だと「jklu」と入力されてしまいます。

これも正しいパスワードとして認識されない原因になります。

ナムロックは、ノートパソコンなど、元々設定がないものも存在します。

ロック以外の要因

上記2つのロック以外にもパスワードを入力できない問題についても確認しておきましょう。

言語設定やキーボード配列の問題

パソコンでの入力方法には日本語入力と英語入力の2通りがあります。

この切り替えを間違っていると、入力が正しく認識されないことがあります。

パスワード入力時には「半角英数字」に切り替わっているか確認しましょう。

また、めったにないことですが、キーボードによっては配列が異なる場合があります。

キーの位置や記号が異なるため、間違った記号が入力されることもあります。

自分が使っているキーボードの配列や設定は何かを把握しておきましょう。

半角英数字への切り替えの方法は2通りあります

  1. 画面右下の「あ」をクリックすると「A」に切り替わる
  2. キーボード左上の半/全のキーを押す

入力に慣れてきたら②の半/全キーを押して切り替えるようにしていきましょう!

パスワードの見えない入力と焦り

パスワードの入力は多くの場合、セキュリティのため文字が非表示になっています。

このため、入力の間違いに気付きにくく、正しく入力していたつもりでも違うキーを押している場合があります。

間違いやすい例
  • 隣のキーを押している
  • :;(コロンとセミコロン)
  • .,(ドットとカンマ)
  • _(バーとアンダーバー)

「パスワードを表示」オプションがあれば活用しましょう。

冷静に一文字ずつ確認しながら入力することも大切です。

キーボードが物理的に故障している

ロックもかかっていない、設定や入力間違いがない場合、最悪キーボード自体が壊れている可能性が考えられます。

特定のキーが反応しない場合はこれを疑いましょう。

別のキーボードや外付けのキーボードを使って入力ができるか確認してみましょう。

ロックの原因と解除方法

パスワードが入力できない場合、まずこの2つのロックのどちらかが原因となっていないか確認してみましょう。

どちらのロックも確認の仕方と解除方法は簡単なので自分で解除できるかやってみましょう!

キャプスロックの解除方法

キャップスロックはShiftキーとCapsLockキーを同時に押した時にかかるロックです。

どちらもキーボードの右側にあるキーですが、解除はとても簡単で、Caps Lockキーをもう一度押すだけでOKです!

キャップスロックはロックの中で一番かかりやすいものです。

キーがキーボードのどの位置にあるか覚えておきましょう!

キャプスロックの原因と確認方法

では、どうしてキャプスロックが掛かってしまうのでしょうか?

キャプスロックは、英語の大文字で「A」と入力するときに手が当たってしまい設定されることが多いです。

キャップスロックが有効になっている場合は、キーボードのどこかにある「Caps Lock」キーランプが点灯しています。

キャプスロックのランプはパソコンによって位置が変わります。また「A」と表示してあることもあります。

意図してキャプスロックを設定し、ランプがどこにあるのか確認してみましょう!

ナムロックの解除方法

前述した通り、最近はナムロック自体がついていないパソコンも増えてきました。

しかし、数字入力をよく行うためにテンキーを別に使用していたり、テンキーがついているキーボードにはナムロックがあります。

ナムロックはテンキーの上部あるキーで、このオンとオフでナムロックの設定と解除が行われます。

テンキーがないキーボードでは、F12キーの周辺にあることが多いです。

ナムロックの原因と確認方法

ナムロックも無意識で数値入力の時に手が当たり、知らないうちにロックされていることがあります

特にノートパソコンでは、deleteBackSpaceの近くにあるため、手が当たってしまうことも多いです。

ナムロックの状態もランプの点灯により、簡単に確認することができます。

テンキーを使って数字を入力して、数字が入力されればナムロックは有効の状態です。

逆に数字以外が入力されたりカーソルや画面が移動する場合は無効になっている可能性が高いです。

ナムロックは、パソコンによってランプ表示がないものがあります。

また、ノートパソコンの場合のランプには「1」と書いている場合もあります。

注意点

Bluetoothの外付けのキーボードでは、デスクトップとノートパソコンで使い分けるとノートを使うときにロックがかかった状態になる可能性があるので気をつけましょう!

まとめ

パスワードを入力しても解除できなかった時、多くの人はパスワードを間違えたのではと焦ってしまいがちです。

しかし、焦らずにキーボードのロックが有効になっていないか確認することが大切です。

  • 小文字入力していたつもりがキャップスロックがかかり大文字入力になっていた
  • 数字入力したはずなのにナンバーロックのため英数字が入力されていた

ということはよくあることです。

これらの機能は便利ですが、誤った操作によってトラブルになることもあります。

今回の記事で分かったこと
  • パスワード入力できない時の原因
  • キャプスロックについて(原因や解除方法)
  • ナムロックについて(原因や解除方法)

どちらも解除方法が分かっていればいざという時には冷静に対応できますね。

パスワード入力でお困りの時はぜひこの記事を参考にしてみてください!

ABOUT ME
ゆうこ
ゆうこ
管理人
現役パソコン講師です。
講師歴14年で3000人以上の大学生やビジネスパーソンに指導しています。
パソコンの初心者や独学の人にパソコンやオフィスソフトの基礎をわかりやすく伝えるのが得意です。

わかった!なるほど!記事を読んでよかった!と思ってもらえるように、丁寧に記事を書くことを心がけていきます。
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